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「なんだ、このタイトルは!!」といわれると思いますが、結婚詐欺師は心理学を最大限に応用したプロの犯罪者です。よっていいところだけを頂こうというのが今回のテーマです。MRの心理的作戦には参考になる点が多いかと思っています。是非、ご覧あれ〜♪
結婚詐欺師のミッション完了までのステップ
アプローチ → 調査 → 運命の出会いの演出 → 信頼の構築 → 借金 → とんづら
これらを分析してまいりましょう
アプローチ〜最初は普通のイメージから
結婚詐欺師のアプローチはきわめて普通です。衣装も普通、トークも普通、容姿も普通のイメージを作ります。これは誰にでも受け入れられやすいパターンからのアプローチを心がけているからです。これはMRにもあてはまります。初めての得意先には出来るだけ普通のイメージで行くのがいいのです。心理学的な壁を最初から作られるとそれを破るのにかなりの労力がかかるからです。まあ、これはみんな行っていることなのであえて詳しく説明する必要はないでしょう。
調査〜できるだけ多く
結婚詐欺師の場合、この部分にかなり力をいれます。どのくらいのお金を持っているのか、どのような性格か?勤務先は?好きなお店は?好きな音楽は?好きな食べ物は?とありとあらゆる視点で調査をします。そしてこれらは共通項を作るための下準備になります。ターゲットとの会話の中にこれらの話題を盛り込む事が大事だからです。できるだけ多くの共通項を持つ事によって相手との親近感が強くなるわけです。MRも同じです。ターゲットDrの情報をどれだけ持っているかがその関係構築に大きな差が生まれます。
運命の出会い演出〜仕組まれた偶然
先程の調査に従い、ターゲットのよく行くお店やスポーツクラブなどで待ち伏せします。
それも偶然を装い、会うわけです。これにより会う回数も増えるし、なんか縁があるなあと思わせるわけです。これに共通の友人などを効果的に活用する事により、一層仲良くなる作戦を取ります。
これもMRに応用できます。病院以外の場所でDrに会えるチャンスがあるならそこを狙うわけです。そこではまた仕事場と違う顔でのDrがいるので、より親しくなれるチャンスは大です。また、病院訪問時にもフレンドリーな対応をしてもらえることも多いようです。
信頼の構築〜貸し借りの芸術
結婚詐欺師は信頼を得るために通常3つのわなをかけます。一つは優秀なまたは華々しい経歴を偽ること、そして小金額のお金の貸し借りを頻繁に行なうことです。そしてプレゼントを効果的に使います。
経歴とプレゼントの効果的な使い方によって彼らはお金持ちである事をターゲットのマインドに植え付けます。そして非常に小金額のお金を借りては返すことを続けます。それにはお礼やプレゼントもつけて返します。この貸し借りを大体10回以上行うそうです。
そうすると相手はすっかり信用しているので最後に大きな金額、その人の出せる最大限のお金を貸しても大丈夫だと思わせるわけです。
ここで大事なのはその信用の構築に相手に借りを作って大きく返すことが効果的だということがわかります。MRは紳士が多いので顧客に借りを作って仕事をするなんてと思われる方も多いと思いますが、実は非常に効果的なのです。Drに「あいつはおれのお陰で仕事が成り立っている」と思わせるわけです。そうなると非常にお願いごとがスムーズに行きます。これは見習うところだと思います。また、できるならMRも自分の得意分野ではオーソリーティであることを伝える事ができるならDrもより認めてくれるようになるなずです。
借金・とんづら
これはもうクローズの部分なのでおわかりだと思いますが、緊急でターゲットの助けがないと大変な事が起きると感じさせ、自分にできることはなんでもしようと思わせるように仕向けます。そしてお金をもらってとんづらです。
このクロージングの部分はMRの場合は新薬採用か増量の約束となるわけですが、上記のような関係ができていれば簡単なことでしょう。
今回は結婚詐欺師の技を見て言ったわけですが、今後も心理学を活用した職業の技を紹介していければと思っております。
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