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なぜMR-NETは16年間も潰れず、継続できたのか?
こんにちは!
MR-NET編集長@池上です。
新年から色々と製薬業界は話題が豊富で一年を退屈せずに済みそうですね。
変化があるということはチャンスがあるということなので、やる気のある才能豊富な若手にはナイスな年になるかもしれません。
さて、今年は珍しく新年早々から面白い質問を頂きました。
MR3年目のUさんからの質問です。
「こんにちは、Uと申します。いつもメルマガやフェイスブックを拝見しております。今日は唐突ですが、質問があり、メールさせて頂きました。MR-NETは2000年からスタートして、今に至るとのことですが、浮き沈みの激しいITの世界でなぜ資金力もないMR-NETだけがガラパゴスのように残っているのかに興味を持ちました。差し支えなければ続いた理由を教えて頂けると幸いです。」
という内容でした。
確かに言われてみれば、「こんな儲かりそうもないガラパゴス的なWEBサイトをよく16年も継続させたな」と、聡明な若い方に思われても仕方ないと思います。
しかし、最初のきっかけは巨大なリンク集を作って、自分の周りの医療関係者にお役に立てればいいなという設計発想だったし、お金が入ってくることなんぞはほとんど考えずに始めていますので、エムスリーのような大きな野望を持ってやっているというより、隣にいる同僚MR的な感覚で、役立つ情報を共有できればということで継続してきました。
だから、最初から企業を相手にするのではなく、少数かもしれないけど、勉強したいやる気のあるMRの方々のコミュニティとその自己啓発の場が出来ればと良いという感じでした。
ちなみにMR-NETはお陰さまで始めてから赤字を出したことはありません。しかし、見ての通り、大儲けしたこともなく(笑)、サイト運営やイベントを無理なく実施できる程度の収益を緩やかに稼いでおり、それで十分だと思っている部分もあります。(仲良い友達が増えれば収支がトントンでも目に見えない利益が大幅に上がっているという考え)
今回のアリストテレスも一緒で、現場にて困っているドクターやスタッフがいて、それを純粋に助けたいと思うMRの方が絶対にいるだろうということで、そこに現場のソリューションにフォーカスしたコンテンツを提供できる場を作ってみました。また、そういう心意気に感じて、木村情報技術の木村社長と川越さんもコラボしてくれることになりました。(たぶん、池上一人だとかわいそうだなと思って手伝ってくれたのだと思います)
MR-NETを運営していていつも思うことはMRに対してのサービス提供はマスゲームではないということ。個が集まってマスになることをいつも学ばせてもらっています。一人のMRの方に「役立ちました!ありがとう!!」と言ってもらえることが最も大事で、その集積の結果、多くの方が集まってくれているのだと思います。
我々は極端な話、1人のMRが喜んでくれて、それが得意先での活躍に結び付き、誰か患者さんが救われたなら、それで立派な意味があると思っているということです。
ということで、MR-NETにおいては設定目標が極めて低いので、毎日目標達成して、ハッピーなサイトだということです。そして、今もまた一人、アリストテレスに登録をして頂いて、その幸せを感じている次第です。
これで答えになっているのかな?
ということで、17年目もゆるゆると運営していく予定です。
↓ アリストテレスもよろしくね~ほんと役立ちますから ↓
http://aristoteles-med.com/about
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