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ネガティブ病を慢性化させるな!
会社に勤務していると社内、社外ともに多くの人と関わるので、どうしてもストレスやコンフリクトが生まれます。これはしようがないことです。みんなそれぞれ生まれ育った環境や思考や価値判断が違う訳ですから、当たり前なんです。
でも、そのコンフリクトが生まれた時にどのように考え、対処・反応するのか?
これはあなた自身で決められることです。
でも、ありがちなのが、ネガティブな反応しか出来ない身近な先輩や上司に迎合してしまうことです。人は身近な人に影響されるので、それも避けようのないことなのかもしれませんが、自分の確固たる意見や考えをきちんと保持することが今、求められていると思います。
例えば、本社から新しい取り組みについて説明があった時に「あーまた、こんな現場を知らないプランを考えやがって、現場の人の苦労を分かって計画立てているのか、めんどくさいわ~」みたいなことをいう先輩や上司は周りにいませんか?
また、それに迎合している自分はいませんか?
私もMR時代、そういう時がありました。先輩たちが口々に言うのでそういうものかと思っていました。でも、その人達と愚痴の飲み会に行くのがとても気が重かったのは事実です。
なぜなら、「何も生み出さないから」です。
それで、他業界で活躍して輝いている先輩に相談したのです。こういう場合、どう考えて、どう行動すればいいのか?を。
その先輩はこう言いました。
「その感性は正しい。批判は実力が伴わなくても、誰でも出来るからね。それよりも、なぜ今、このプランを考えて打ち出してきたのか?の背景を知ること。そして、その経緯や目的を把握して、納得出来たら自分で出来ることを実施すること、そして提案できることをどんどん報告すること。まずはそれを愚直に出来るかどうかだと思う。愚痴を言って何もしない人に成長はないので、それに付き合う必要性はまったくない」
と言い切ってくれました。
「会社と顧客の両方に貢献して、初めてビジネスマンとして実力を認められる訳で、そのためには両方にどのように有用な情報を提供できるのか?汗をかけるのか?そして、そのために勉強し続けることが出来るのか?に尽きる。そんな愚痴とか中傷誹謗に付き合っている時間はないので、仕事上のお付き合いで問題がない程度に表面上だけ取り繕って、後は必要なことにフォーカスすべきでは。自分はそうしている。」
と付け足してくれました。
もちろん日々の勤務の中でネガティブな気分になることは色々とあるでしょう。
しかし、それに引きずられて、「成長しない自分を正当化するために愚痴を言うことは風邪をひいて、そのまま治療しないでずっと慢性化させているのと同じ」です。
ネガティブが起きた時は自分の成長(免疫力)を促すチャンスです。自発的によくなるように動いて、学ぶことだけが慢性化を防ぎます。それは難しいことではなく、下記のようなことをすればいいのです。ただ、習慣化には少し努力が必要です。
本を読む
セミナーに参加する
尊敬する人に相談する
徹底的に調べる
集中して考えてみる(瞑想もOK)
実績を上げている人に会う
幸せそうな人に聞く
日々の忙しさは自分のタイムマネージメントの能力のなさを露呈しています。(私も苦手ですが・・・)
でも、きちんと時間を作って、自分を成長させる時間投資を行う。
それがネガティブ病の慢性化を防ぐことなんだと思います。特に若手の皆さんはしたり顔の愚痴先輩に影響されないことを望むばかりです。文句ばっかり言って、動かない先輩や上司は口だけは一流ですが、皆さんの幸せを奪う存在だということを知っておくべきです。
「周りの人(クライアント・チーム・会社)を助ける=傍を楽にする(はたらく)」をきちんと実施していきたいですね。
今はセミナーに行かなくてもネットでも濃~い勉強できますし。
http://aristoteles-med.com/
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