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MR活動の中でドクターに惚れた事はありますか?
いきなりなんだこのタイトルは!!と思われた方も多いと思います。しかし、これは男女の仲とかそういう話ではありません。仕事の中で人間的に惚れたかどうかという話です。
皆さんも経験した通り、大学を卒業して、製薬企業に入社し、半年間研修を行い、そしてMR活動を開始するのがMRの1年目となります。
最初は自社の製品を一生懸命伝えるために医薬品卸に行ってMSさんに話をしたり、先輩の説明会に同行したり、所長同行で学び、前任者の情報を聞いてディテーリングを組み立てたりと様々な体験から自分たちが話したいことをどのように伝えるかというスキルと知識を身に付けます。
そして、2~3年で自分なりの仕事のペースをつかんでいきます。しかしながら、今の時代は先輩や上司から教えられた仕事の仕方では実績を上げていくのにあまりにも不十分なことが多いかと思います。
なぜなら製薬企業が少なかった頃、製品アイテム数が少なかった頃、医薬品の情報が少なかった頃はMRの訪問を待ち遠しく思ってくれるドクターも少なくありませんでした。ところが、現在では全てが潤沢に揃っており、その上インターネットからの情報もスピーディーに伝わる時代になり、こちら側から伝えたいことを訪問して伝えると言う事は極めて困難な時代になってきました。
このような時代にクライアントの気持ちを捕まえる技術は1つしかありません。
それは
「MR活動の中で高い志を持つクライアントを見つけ出し、惚れて、惚れた人のために自主的にサポートをし、クライアントの気づかないことを察知し、見えないニーズ、見えない未来の課題を提案により可視化させること」しかないと思っています。
簡単に言うと「自分視点でのリスペクトドクターを見つけ出し、好きになり、その先生が伸びるようにとことん尽くす」こと。
それがこれからのドクターマーケティングの真髄だと思っています。
ドクターも自分のことを人間的に惚れてくれているかどうかはすぐに見抜きますし、そういう人の気持ちに応えようとしてくれる先生も少なくありません。
1人の惚れるドクターを見つけ出し、共に成長していくこととそこから享受する知恵や知識は単に日々ディテーリングを重ねていくことだけでは得られない非常に価値の高いものです。
「1人を振り向かせると100万人が振り向く。」今はそんな時代であると私のマーケティングの師匠である阪本啓一氏が言っていますが、そういうイメージを持って取り組んでいるかどうか、これからはそういう考え方が必要になってきます。
今回のクリニック経営士講座は「その1人の惚れたドクターをどこまでサポートできるか」と言う内容でもあります。
MR活動の中でドクターに惚れてとことん尽くしたいと思ったあなた。自分の知識不足や経験不足、出せるソリューションの非力さに嫌気がさすことはありませんか?
今回の講座はそのダイレクトな解決法になり得ると思っています。
<クリニック経営士講座0期生募集解説動画>
プロローグ 池上の挨拶動画
第一部 なぜこのような講座を企画したのか?
その背景を説明しております。
第二部 クリニック経営士講座0期生
募集要項解説
クリニック経営士専用ページ(申込はこちら)
https://mr-net.org/clinic-management.html
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