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なぜ「MRのためのクリニック経営士講座(クリニック事務長養成講座)」を行うのか?
11月から首題の講座を行うこととなりました。それに先駆けて9月22日21時に説明会を行う予定です。
一昨年前位からMRの友人から相談を受けることが多くなりました。なぜなら製薬企業のリストラは年々その数を増やしており、ちょうど私と同世代の友達がその対象になっているからです。
その友人達と話をしていて、よく聞かれるのは、私がクリニック事務長をやっていたというその経験について質問されます。また起業してからコンサルティングの仕事をしているのでそれについてもよく聞かれます。
今年の春まで10年近く「ファンタスティック7」というMRのための起業塾を開催しておりました。その中でクリニックコンサルティングについても詳しく解説する時間がありました。(ファンタスティックは昨年度で一旦充電のためお休み)
しかしながら医療機関側の友人や士業の皆さんの話を伺うとクリニックにおける院長の右腕である事務長が決定的に足りないと言う話を聞くことが多くなりました。
ついこの前まではクリニック経営も競争が激しいと言うほどでもなかったので、何とか経営をやっていけるクリニックが多かったわけですが、この2、3年ぐらいからクリニックでも閉院する、もしくは廃業するところが徐々に増えてきました。
それは何故かと言うとドクターは医師であり、経営者では無いからです。クリニックを借金で作り、そのクリニックに患者さんが来てくれなければ、そのクリニックは閉院するしかありません。
よってクリニックの院長も患者さんを集めるエリアマーケティングについて詳しくならないといけないと言うわけです。しかしながら医学部でそんな講座があるわけでもなく、クリニックの経営についてほとんど素人の状態で取り組むことになります。
そして、皆さんがご存知の通り、これから一層クリニックの経営環境は厳しくなっていくと予測されています。
そうなると院長が医療の質を向上させていく、そしてそれ以外の経営関係は事務長がしっかりと管理をしていく。そういう体制がないとクリニックを運営し、発展させることは難しいと思われます。
事務長の仕事は多岐に渡ります。会社で言う総務、人事、経理、交渉、地域医療連携、院長秘書的仕事などなどやるべきことがたくさんあります。
しかしながら医療のことをある程度理解し、人とのコミニケーションを苦にせず、院長のサポートができる人材は非常に少ないのです。そんな中で1番適性を持っているのはMR経験者といえます。
しかしながら、MR経験者は医療機関内部とリアルな医療の現場については学ぶ機会がほとんどないので、現場を深く理解していません。よって、その知識と現場を知る機会があれば院長の右腕になれると思っています。
特に今回の講座では、現場での研修を必須としており、もし現場に配属されることがあってもすぐ対応できるような研修を目指しております。医療経営士や医療経営コンサルタントなど医療系の資格がありますが、これらは座学だけで現場についてはほとんど研修することがありません。それでは現場で即戦力として使えず、片手落ちです。
と言うことで、今回、日本で初めてのMR向けのかなり即戦力型の事務長育成講座を開催したいと思いました。MRの仕事を継続する上にもかなり有利な知識と経験になりますからね。
講師人は現役バリバリの士業の先生方とやり手の事務長たち、そして現場で活躍する敏腕コンサルタントの皆さんです。せっかくお金と時間をかけて勉強するわけですから、即戦力になるために濃い内容をお送りしていこうと思っています。
今回は0期ということで、初めての試みとなります。こういう経験したことない未知の事を楽しいと思って取り組んでいかれる方のご応募お待ちしております。
養成講座の日程、内容、費用、講師等の詳細情報は説明会の時にお伝えしたいと思います。
今回の説明会と共に行うセミナーは下記の通りです。
興味がある方はぜひ!
https://goo.gl/forms/6RzvASVKP21CLz852
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