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MRの未来について強く信じていること~可能性の追求について
時が経つのは早いものでMR-NETを開設から18年が経とうとしています。先週も「18年前から見ていますよ」というメールコメントを頂いて、ひそかに感動しておりました。今までにMR向けの本を4冊出版し、MRの自己啓発サポートにおいては常に情報発信してきた立場で、最近、MRの未来に関して、こうなっていくだろうと信じていることがあります。
それは薬剤情報の伝達と収集、PMSの仕事以外に
1) MRは医療現場において専門職をつなぐ貴重なコミニケーションのハブになりうる。
2)MRは時代の流れに沿ってその仕事の定義を変化させていく必要性があり、適合することができる。
3)医療機関内において孤立しがちな医師やチームリーダーに適切な情報やソリューションを提供できる能力を持っている。
4)医療現場におけるコンフリクトや不条理について理解をしているので、院内改革のアイディアを提供できる能力を持っている。
5)仕事柄、コミニケーションを取るのが得意な方が多いので、医療機関の様々な交渉や根回し等のサポートを嬉々として行える存在になりうる。
ということです。
私はMRがこのような能力や立場、視点をフル活用し、医療現場の職場環境を良くする外部コーディネーター(サポーター)的な役割を果たす唯一の存在だと思っていますし、他の業種の方では絶対にこの仕事はできないと思っています。この能力があるがゆえに薬剤の適正使用の情報伝達もスムーズに行えるとも言えます。(ただ単に情報を伝えるだけならネットで良いということになります)
これらの能力のほかに、これから大きく変化をしていく未来の医療に対し、動きの鈍い医療現場どのようにフィットさせていくのか、未来を見据えつつ医療現場の改善に努めていくのもMRか、もしくはMRを経験してきた方々が主体となって行っていくのではないかと思っています。
現時点では60,000人いるMRがどんどん減っているわけですが、このもともとMRだった方々がキャリアチェンジをし、どのように医療現場に仕事のリデザインをして関わるのかと言う部分において、現在、最も注目をしています。なぜなら学生時代からサポートしているMRも数多く、彼らが非常に優秀でポテンシャルを持っていると知っているからです。
キャリアチェンジも単に横滑りだけで、MR→コントラクトMRやMR→CROとかの道だけでは面白くないのではないかと思うのです。色々と知らないことを身につけてどんどん自分の枠を広げていけば、キャリアの枠も広がり、上も青天井になります。
製薬企業内においても昭和から続く旧態然としたものの考え方や慣習などがまだまだそのまま続いており、若手MRにとっても非常に仕事のしづらい状況が続いていると思います。それをそのままにして、見ないようにして給料もらい続けるような仕事をしていてもハッピーではないような気がしています。
今回のクリニック経営士養成講座はそのソリューションの1つです。医療機関の外側をよく知っているMRが、日常見ることのできない医療機関の現場とその知識を良く知る事はその潜在能力を一気に開花する可能性を持っていると信じているからです。
今、MRをやっていて、仕事をしていても何かもやもやとした感覚を持っている人、何かを変えたいと思っている人、自分の明るい未来を信じている人はぜひ門を叩いてみてください。知識や知恵だけではなく、この講座によって、皆さんの心の奥底にある本質、あり方が明確になるかと思います。
<クリニック経営士講座0期生募集解説動画>
プロローグ 池上の挨拶動画
第一部 なぜこのような講座を企画したのか?
その背景を説明しております。
第二部 クリニック経営士講座0期生
募集要項解説
クリニック経営士専用ページ(申込はこちら)
https://mr-net.org/clinic-management.html
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