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自分が会社員から独立しようとした時に一つだけ自分自身に約束したことがあります。それは、「ビジネスが安定するまでメールマガジンを書き続けよう!」ということでした。

今でこそ、メールマガジンもオールアバウト記事も会社経営も10年以上継続しているので、ある程度は根気のある人と認識されていますが、若い時は何をしても続かない、根気のない人間でした。

「あんたは何やっても続かないね」、私の若い時の両親の残念そうな表情を今でも思い出します。

そんな自分が起業にあたり、自分に誓うとしたら「継続すること」でした。そのおかげで習慣の力を知るチャンスになりました。どんなに遊んでも、飲んでも情報発信しないと気持ち悪いというところまでになりました。

その結果、多くの友人や顧客に声をかけてもらえるようになりました。続けることは力なんだなと思った次第です。

でも、一方、習慣がその人の人生のクオリティを下げているケースもあります。
その例としてよく挙げられるのが、刑務所に何回も入所した人や長く入所した受刑者の例です。

刑務所とは本来、あまり居心地の良いところではないし、早く出たいと思うのが普通の感覚ですが、刑務所の暮らしが習慣化した受刑者にとっては、そこが自分の居心地の良い場所のように思えるようです。

事例として下記のような事件はよく起こります。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/05/29/kiji/K20110529000916550.html

象のしつけも同じ習慣の力を利用するそうです。

子象の時に足に紐をつけて、頑丈な建物に固定し、どんなに暴れてもその紐は動かせないと思わせます。そして大人になってもその紐をつけられるとおとなしくなってしまいます。本気になれば一瞬でその紐を引きちぎって、自由になれるのにです。

ゾウ

会社員も同じ事が言えます。

実力ははるか高いところにあるのに「今の状況が自分にとっては幸せだ」と錯覚しやすいのです。きちんと休みがあり、月末になったら給与が入ってくる生活が象の紐と同じ役割を果たしています。

しかしながら、象も気づく時があります。それは火事になったり、地震になったりした時に本能的に動くとその紐が簡単に切れるので気づいてしまうのです。だから人間も大災害とかがあると、自分の本来の目的やすべきことに気づいたりするのです。習慣の紐が切れるのですね。

でも、じゃあそういうことが起きないと本気の自分が出せないのか?どうすればいいんだ?という要望に応えたのがファンタスティック7ということになります。

3回の講義で象の紐は簡単に切れて、自由の身になるわけです。そして、自由の身を使って、どうやって楽しく生きていくのかまで知ることになります。

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