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メンタルタフネス講座をやろうと思ったワケ
入社二年目MRのA君の相談を受けて、その内容を聞いていると「なるほどなあ」と思うところが色々とありました。ちなみに相談をしたA君のメンタルが弱いとか、やる気がないとかそんな問題ではないのです。
相談をしてくるぐらいですから、積極性が高く、出来れば自分で学んで打破していきたいと思っているしっかりしたMRです。でも、社会経験が浅いので分らないだけなのです。
彼と話をしていて、この分らない事を何年もかけて理解するのではなく、先に知って、合理的に活動することが、よりクオリティの高い仕事と人生を送れるのではないかと思ったのです。
A君の会社は中堅内資系で新薬がしばらく出ていません。先輩MRと同行しながら学んでいくことを重ねてきたのですが、1人で活動するようになって、面会数は増えるものの売り上げも上がらず、話も上滑りしている感じが続いているそうです。先輩MR達に聞いてもそんなもんだよという答えしか返ってきません。
会社の会議では毎回似たような内容であまり参考にならないし、売り上げだけの追及が徐々に強くなっている。どうすれば今の自分の仕事をドクターに評価してもらえるのか、そしてやりがいのあるものに出来るのかを悩んでいます。
だいたい、この時点で半分以上のMRは「MRの仕事はこんなもんか」と妥協してやる気を失うか、めげて他の仕事を見つけようかと思ってしまうのです。実はここが面白くなる入口なのに、それを知らないで勝手に決めつけて去ってしまうのです。そういう若手MRを今までごまんと見てきました。
今回のメンタルタフネス講座はそういう悩んだり、迷ったりする時に「よし、自分なりに頑張ってみよう。何かの実績や答えを見つけてみよう」と思えるポジティブなスキルとマインドセットをお伝えしようと思っています。
若手MR限定ということで募集したら、逆にマネージメントの立場の方が知りたいということで問い合わせがありました(笑)。上司の方々もそれだけ若手の成長を促そうと真剣に考えているのだなと思いました。
マネージメント向けの講座はまた、改めて実施致しますね。
若手MRのためのメンタルタフネス講座(6月15日土曜日開催)
https://mr-net.org/event-seminar.html
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