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皆さんもご存じのものまね芸人「コロッケ」ですが、彼の聴覚に不具合があることを知っている人は少ないと思います。(関連記事)

あれだけ多彩なものまねをやっているので聴覚が優れていると思ってしまいますが、そうではないのです。じゃあ、なぜあれだけ売れているのでしょうか?

ものまねというのは歌を似せるというだけではなく、しぐさや動き、顔の表情など様々な要素を似せるということも、ものまねだと言えます。

コロッケさんの場合は一部分を似せながらも、顔面形態のデフォルメ、動きのデフォルメをしながら、本人とは全く違うものまねが仕上がるわけですが、どこか似ているのでお客さんが大爆笑することになります。

似せることに重きをおいている訳ではなく、「どうすればお客さんが喜んでくれるものまねが出来るのか」という部分に視点をおいてものまね芸を磨いているのだと思います。

以前、ものまね芸人は本人に嫌がられる存在でした。自分はそんなんじゃないとかなり怒られるケースもあったようです。

ところが、ものまね芸の様々な経済効果が意外なところで現れて、今やものまね芸人の芸能界内のステータスがぐんと上がりました。その基礎を作ったのもコロッケさんだと思います。

その経済効果とは何かというと

●ものまねする曲のカラオケが売れるということ。歌手にとって、過去の曲がどんどん印税で現金化されるということ。

●ものまね芸人とのコラボでのショーやお芝居は人気があり、集客が容易であること。そしてリピートする可能性も高いこと。(歌もお芝居も笑いも取り入られているのが顧客にとってお得感を感じる。両方のファンが集まりやすい)


ということなのです。
コロッケさんが美川憲一さんを再ブレイクさせたことは、芸能界でも大きな驚きをもって受け入れられたのだと思っています。
嫌われていた存在が、一緒に組みたい大事なパートナーになる。
そんな大逆転な事例をコロッケさんが体現してくれています。



さて、このお話をなぜ書いたかというと、私自身もコロッケさんと似ている部分があるなと思ったからです。

製薬企業MRの時は「薬のPRばかりの話ならもう来なくてよいよ」とうんざりと思われているケースも多く、どちらかというと時間泥棒的な扱いが多かったように思います。まさに芸がない状態です。

しかし、クリニック事務長を経験し、院内の事を少しずつ理解し、その後、ドクターサポートの会社を立ち上げ、院内の様々な諸問題に関わるようになり、自分のサポートできる芸のレパートリーを徐々に増やしていきました。

そのことにより、クリニック院長が池上と仕事をすると様々な課題が解決できると思って頂けるようになって、今に至る訳です。すごくやりがいのある楽しい時間を過ごさせて頂いており、その会社も7月で19周年になります。(半年で潰れると言われておりましたが)

今回のこのクリニック経営士講座はその19年の経験、芸のレパートリー(医療経営支援)をどのように効果的に皆さんに伝えるかを1年間かけて考えて、様々な専門家にアドバイスを受けて作り上げたプログラムです。

ある意味、半年で「院長先生と医療経営の話をすることが出来、クリニックの課題共有とその解決に対して、ソリューションを出せるレベル」が実現する講座に仕上がっております。

その内容については次回から参加者の声を紹介していこうと思っております。

★クリニック経営士講座1期生募集(3級講座):自分の強みと芸を増やしたい方はいますぐチェック↓
https://mr-net.org/clinic-management.html

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