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「その時になってから考えればよいという考え方はかなり損するよ」というお話
最近、自分の年齢が50代になり、製薬企業時代の仲間がどんどん早期退職や転職ということになっており、相談の連絡も少なくありません。
長期に渡って情報交換をしてきている方も多く、昨年ぐらいから動きが慌ただしくなってきています。
私はMR-NETを通じて、一貫して言っていることは「いつ何が起こるか分からないから、準備を怠るな。」ということです。準備とは「会社の外で学んで社外、業界外の友人をたくさん作れ!社内の人達と違う視点を作れ!」ということです。
製薬企業は長きにわたって安定業種で会社の中だけで生きていても大丈夫な時代が続いてきました。だから、友人たちにそれを伝えても、「まあ、何かあってからでも遅くないよ」というのが回答でした。
それ以上、こちらから言うことも出来ないので、それでその会話は終わりということになる訳ですが、最近のこのリストラ流行りを見て、やっぱり準備していた人と、行き当たりばったりの人では収入と職場環境に大きな差が生まれていることに気づきました。
たぶん収入の差にして3倍~4倍、働きやすさとか安定性とかを考えると、その差は10倍ぐらいになってしまうのではないかと思います。
確かに土曜日や日曜日に家族の要請を断って勉強に行く、人的ネットワークを広げていくというのは難しいかもしれません。でも、2か月に1回や3か月に1回ぐらいならいけるチャンスはあったと思うのです。
ゆっくり休みたい。休日までなんで勉強しなければいけないという気持ちも分からないでもないですが、やはりそれを「いやいや、いずれ来る変革に対応するためには知恵も人もしっかりと蓄えておかないといけない」と思い、動けるかどうか?
そこに大きな差が生まれたように思います。
これはどちらが良い、悪いという話ではなく、「こういう事実がありますが、あなたはどう選択しますか?」というお話です。
今回のクリニック経営士も同じです。
将来的にこのような知恵を持って、活動すると重宝されると思いますが、「それを学んで仕事で生き生きとするのか?」 いやいや、日曜日は自分と家族のためにあるから、そんなことはしないと選ぶのかは皆さんの選択になります。
ただ、一つだけお伝えしておきたいのは
この講座の内容は顧客である院長たちの心を虜にするだけではなく、会社員人生が終わった後に大事な家族たちの賞賛を得る最適な方法と言えるということです。
クリニック経営士3級講座(残り2席 8月20日募集締切)
https://mr-net.org/clinic-management.html
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